2013年3月12日火曜日

レビュー:イワイ トラディション 知られざる名ブレンデッド

イワイトラディション(IWAI TRADITION)を飲んだ。86点。
このイワイトラディションは、訳すと「岩井伝説」。ボトルが1,000~2,000円のブレンデッド・ウィスキーのどこが「伝説」なのか?というか、岩井って誰ですか?・・と思われがちだが、これが本当に、伝説的なウィスキーであるから、ウィスキーは奥深い。
短く言えば、岩井さんは、日本のウィスキーの祖父。ジャパニーズ・ウィスキーの父は、単身留学してウィスキー作りを学んで帰った竹鶴 政孝(たけつる まさたか)だ。竹鶴は、サントリーで山崎蒸留所を作り、その後ニッカウィスキーの創設者となった。その竹鶴に「行ってきなさい」と言った上司が、岩井 喜一郎(いわい きいちろう)だ。岩井さんが行かしてくれなかったら、今のジャパニーズ・ウィスキーはない、ということで、岩井さんがジャパニーズ・ウィスキーのおじいちゃん。
竹鶴は帰国後、岩井に留学の成果をまとめたノートを提出する。これが『竹鶴ノート』。

この『竹鶴ノート』を参考に蒸留器をつくった岩井喜一郎。その蒸留器で今もウィスキー作りを細々と(失礼!)行っているのが、マルス蒸留所だ。この蒸留所が、「岩井」の名を冠したブレンデッド・ウィスキーを出す意気込みやいかに。


【評価】
グラスから立ち上る、古めかしい木の香り。木造の校舎。日に焼けた木の板。煙。木枠の窓ガラス越しの青空。
グラスを傾け口に含めば、岩清水の香り。焼いた鮎のうまみ。スモーキー。
豊かなフレーバー。スモーキーさを味あわせる名ブレンデッド。知られざる、と言わざるを得ないのが惜しいところ。

【Kawasaki Point】
86point
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:イワイトラディション(IWAI TRADITION)
地域:信州、Shinshu
樽:Oak, オーク
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル

IWAI TRADITION はまさに、岩井伝説。
古めかしい木の香り。木造の校舎。
岩清水の香り。焼いた鮎のうまみ。スモーキー。
信州はマルス蒸留所
知られざる名ブレンデッドウィスキー

信州はマルス蒸留所の位置を地図で確認してみて。

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