2013年6月4日火曜日

レビュー:竹鶴17年 水彩の風景画のような・・

竹鶴17年(TAKETSURU 17yo)を飲んだ。88点。

竹鶴というのは、山崎蒸留所の初代工場長で、ニッカウィスキーの創設者の竹鶴政孝(たけつるまさたか)のこと。ジャパニーズウィスキーの父と呼ばれている。その竹鶴の作ったふたつの蒸留所(余市、宮城峡)のウィスキーをブレンドしたのが「竹鶴」というピュアモルトだ。
(ピュアモルトが何であるかについては竹鶴12年のレビューに書いた)

ジャパニーズウィスキーの父「竹鶴」の名を冠したウィスキー


【評価】
グラスに鼻を近づければ、甘い樽の香り。甘さの向こう、もわっとした煙を抜けて、スイカ、イチジク、ざら目の砂糖。深みを感じる香りを放つ。無骨で、仕事にまじめな男が目の前に立って、まっすぐこっちを見つめているかのような印象を受ける。
口に含めば、山間を走るSLに乗って、風を感じているかのよう。煙と、山の木をたしかに感じるが、しかし風が吹き抜けているのでしつこくならず。足元の木の床、リズミカルになる金属の音、近くの座席の誰かの塩むすびの香り。
ここにあるのはノスタルジー、水彩の風景画。素朴だが情緒豊かなウィスキー。

【Kawasaki Point】
88point
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:竹鶴17年(TAKETSURU 17yo)
地域:Japan, 日本
樽:Oak, オーク
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル


山間を走るSLに乗って、風を感じているかのよう。

ノスタルジー、水彩の風景画。素朴だが情緒豊かなウィスキー。


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