2014年1月2日木曜日

Kawasaki's Whisky Award 2013 ~2013年もっともオススメのウィスキー~

その年、もっとも輝いたウィスキーに贈られる Kawasaki's Whiskey Award が今年も発表されました(本ブログのオリジナル賞です)。厳選なる審査の結果は下記のとおりです。(尚、2012版のリンクはこちらです)

註)
・この賞はリリース年に関わらずこのブログで記事になった年でエントリーしています。
・通常記事の評価に加え、「現時点での入手しやすさ」も賞の基準です。


最優秀ウィスキー賞 BEST WHISKY

~今年もっとも輝いたウィスキー。陰と陽をバランスし、飲む者の人生に深みを与える~

響 ディープハーモニー (HIBIKI DEEP HARMONY)


大阪府は山崎蒸留所、そして山梨県は白州蒸留所の皆様、おめでとうございます。
“このウィスキーは、「ジャパニーズウィスキーのなんたるか」を体現したひとつの答えでしょう。ディープハーモニーの名に違わず、すべての香味の要素がすばらしい調和を見せてくれます。香味が描く世界観は繊細で奥深く、まさに和そのもの。これは、スコッチでもバーボンでも味わうことの出来ないオリジナルの世界でしょう”
ジャパニーズウィスキーを背負っているという気概と誇りすら感じられる点も評価ポイントです。

記事はこちら・・・
レビュー:響 ディープハーモニー 稀に見る・・・


最優秀新人賞

~今年もっとも驚きをもたらした若いウィスキー~

MACMYRA THE 1st EDITION(マックミラ ザ・ファースト・エディション)


スウェーデンのマックミラ蒸留所の皆様、おめでとうございます。
“今年の最大の驚きは、このスウェディッシュ・ウィスキーでしょう。台湾のカヴァラン(記事はこちら)もこの賞の候補に上がりましたが、もうかなりメジャーです。しかし、このスウェディッシュ・ウィスキーはまだ6年目で、規模もかなり小さいようです。なんでも仲間内で「スウェーデン産のウィスキーをつくろう!」と盛り上がって本当につくってしまったとか・・・ウィスキーの新世界に期待します。肝心の香味は、まだまとまりには欠けますが、めくるめく複数種の甘さのアタックは特徴的で可能性を感じさせてくれます”

ウィスキーの世界では意外なことに作り手は女性のようで、様々な点で新しいといえます。そういった未来の夢があるストーリーも評価のポイントとなりました。

記事はこちら・・・
レビュー:マックミラ 初のスウェーデン・ウィスキー


最優秀技術賞

~今年もっとも高いウィスキー技術に贈られる。次のウィスキーの発展を予感させる~

GLENMORANGIE SIGNET(グレンモーレンジ シグネット)


グレンモーレンジのビル・ラムズデン博士、受賞おめでとうございます。
“この「詳細が秘密」にされたウィスキーは、不思議な気品に満ちています。濃厚でしかも焦げた余韻を漂わせるのに、こってりなりすぎずに華やかな蜜の香りを絶妙なバランスで漂わせる・・・この妙技には舌を巻きます。普通は相容れにくい要素が見事に調和しているからです。飲んだあと、ゆったりとよい気分にさせてくれます”
香味のコンセプトにぴったりなボトルデザインも秀逸で総合評価を上げています。
尚、「竹鶴(ノンエイジ)」や「シンジケート58/6」も選考対象でした。

記事はこちら・・・
レビュー:グレンモーレンジ シグネット 心を落ち着かせる気品

特別功労賞

~今年もっともウィスキー文化の発展に寄与したと評価される活動~

映画 『天使の分け前』(Angels' Share)

『天使の分け前』公式画像。引用

イギリスの映画監督ケン・ローチさん、おめでとうございます。

“この世界初のウィスキー映画が、多くの人にウィスキーをポジティブなものとして印象付けてくれるでしょう。息を呑むほど美しい蒸留所シーンや、自然豊かなスコットランドの蒸留所の風景なども素敵ですし、ウィスキーを全く知らない若者達の目を通して見るウィスキーの世界というのも斬新でした”
ウィスキーファンならずとも、この映画でウィスキーの魅力を感じることでしょう。グラスゴーの街並みや若者達のリアリティ追求も素晴らしい映画でした。

記事はこちら・・・
映画のレビュー:『天使の分け前』 世界初のウィスキー映画
映画のレビュー:ネタバレ編 『天使の分け前』 賛否両論


以上、Kawasaki's Whiskey Award 2013 でした。
2014年の今年も皆様が良いウィスキーに出会えますように。



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