2014年12月31日水曜日

レビュー:グレンフィディック 1989 24年 スプーンモルト=バルベニー

THE MALT Ran Away with THE SPOON Glenfiddich with Balvenie 1989 24yo by WARDHEAD(ティースプーンモルトウィスキー グレンフィディック with バルベニー 1989 24年熟成 by ウォードヘッド)を飲んだ。89点。

この長いウィスキーのタイトルを直訳すれば「麦芽とスプーンの逃走」となる。ラベルに描かれた麦芽の腕に「グレンフィディック」とあり、スプーンの腕には「バルベニー」とある。シングル・モルトのグレンフィディックがスプーン一杯のバルベニーを連れて逃げ出している、というユーモラスなラベルだ。

ティースプーンモルト グレンフィディック with バルベニー

この通称「スプーンモルト」シリーズは、あるシングル・モルトの樽に対してティースプーン一杯分の別のシングル・モルトをブレンドしている。割合から言ってほとんど影響はないだろうが、スプーン1杯分でも別の蒸溜所のシングル・モルトが混ざれば、それはもうシングル・モルトではない。なぜこんな面倒なことをしているかといえば、グレンフィディックなどの有名蒸溜所はボトラーズからシングル・モルトをリリースすることを制限しているらしく、それをかいくぐるため「スプーン1杯分別のモルトが混じってるんでこれは違いますよ」で通る・・という噂だ。
そんな一休さんみたいなトンチを効かせて、こんな「逃げろ、逃げろ」みたいなラベルで果たして蒸溜所は納得なのかな・・・とは思うが、きっと成立しているユーモアなのだろう。

さて、前置きが長くなったが、このボトルの中身の香味はどのような世界を見せてくれるのだろうか。


【評価】
グラスから立ち上るのは、芳ばしく燻った麦。中流域の穏やかな流れと、収穫された果物。秋の穏やかな夕刻前の日差し。
口に含めば、甘くビターなチョコレート。ロウと柑橘。メロンと麻袋。
広い草原で木のベンチに腰掛け、ゆっくりと愉しみたいモルト。

【Kawasaki Point】
89point
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:THE MALT Ran Away with THE SPOON Glenfiddich with Balvenie 1989 24yo by WARDHEAD(ティースプーンモルトウィスキー グレンフィディック with バルベニー 1989 24年熟成 by ウォードヘッド)
地域:Highland, ハイランド
樽:oak, オーク
ボトル:WARDHEAD, ウォードヘッド

モルト(麦芽)が

スプーンを連れて逃げていく

モルトはグレンフィディック、スプーンはバルベニー

ロウと柑橘。メロンと麻袋。

モルトの脚。デザインはkeith shore氏。






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