レビュー: サマローリズ ピーティー1993 20年 噛み締めるような味わい

SAMAROLI 'S PEATY 1993 20yo(サマローリのピーティ1993 20年熟成)を飲んだ。83点。
アイラ島のラフロイグ、ボウモア、アードベッグの個性溢れる原酒をブレンドした1本。今回は開けたて。

サマローリのピーティ1993 20年熟成

【評価】
グラスを傾ければ、その香りは、ぼわっと広がる柔らかい煙とバラの花、鋭く迫る柑橘を伴った煙。古い樫の木、枯れた草。ふかふかの土。スモークチーズ。
口に含めば、するっと滑らかに入ってきて、さらっと広がる。トゲのある主張がノドに届く。先ほど香りで感じた煙が溶け合っており深みとなる。
熱く、あっさりとしている。確かめようとして噛みしめるような味わいのウィスキー。

※面白く、おいしいが、わざわざこれらをブレンドしなくてもいいのに、という気もする。サマローリの粋な遊びなのだろうか。

【Kawasaki Point】
83point

【基本データ】
銘柄:SAMAROLI 'S PEATY 1993 20yo(サマローリのピーティ1993 20年熟成)
地域: Islay, アイラ島
樽: Bourbon, Oak  バーボン、オーク
ボトル:SAMAROLI, サマローリ

ボトルのデザインはなかなかイカしてる

柔らかい煙とバラの花、鋭く迫る柑橘を伴った煙

煙が溶け合っており深みとなる

噛み締めるような味わい






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