レビュー:ゴルゴ13 連載50周年記念ボトル グレンファークラス 1998 18yo

Glenfarclas 1998 18yo For GOLGO 13 50th Anniversary(ゴルゴ13 連載50周年記念ボトル グレンファークラス 1998年蒸留 18年熟成)を飲んだ。89点。

バーカウンターに着席したなら、“彼”の鋭いまなざしに、こちらはライトを当てられ動けなくなったシカのようにピタッと時が止まってしまう。しばらくして、「これは・・・」と思わず質問をせざるを得ない。

出版社の小学館から、ゴルゴ13の連載50周年を記念し、2本の記念ボトルが発売された。2種類あわせて513本(50周年・ゴルゴ13)。白・黒ラベルで、こちらは白ラベル359本限定。当然、すぐに売り切れた。蒸留所は「明かすことができない」とされている。素性を明かすことができないなんて、ゴルゴっぽくて素敵だ。(おそらくグレンファークラスだろう)

さて、どのような香味なのか。

これほどの「存在感」を放つボトルがあるだろうか。
グレンファークラス 1998 18yo ゴルゴ13 連載50周年記念ボトル

【評価】
その香りは、骨太の甘み。バスケットに盛られたフルーツ。傷らだけの木のテーブル、だが、肌触りは優しい。夕焼け。
口に含む。陶酔感のある香り。暖炉と、薪木。レンガ、ステンレスと大理石のキッチン。
油断を誘うほどの魅力。

【Kawasaki Point】
89point

【基本データ】
銘柄: とあるスぺイサイドのファミリー経営蒸留所 1998 15yo Glenfarclas
地域:Highland (ハイランド)
樽: Sherry, Oak  シェリー、オーク
ボトル:小学館, Shogakukan

この表情は何であろうか・・・。「覚悟」か。

さいとうたかを先生、50周年おめでとうございます

18年熟成(1998-2017) ウィスキーコレクターの山岡英雄氏セレクト
・・・それよりスミス&ウェッソン製と思われる拳銃の方が気になる

ゴルゴ13のボトルはもちろんノンチルフィルター(フィルターを通すことなどしない)
このボトルは359本中の107本目
『ゴルゴ13』のフォントが、あのフォントだ。

グラス越しに気になる眼光

しかしこの香味は油断を誘うほどの魅力だ。





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