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Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:BRUICHLADDICH(ブルイックラディ)

レビュー:オクトモア 08.1 古いビートルで駆け抜ける・・・

Octomore 08.1 Scottish Barley(オクトモア8.1 スコティッシュ・バーレイ)を飲んだ。88点。

8年熟成の短熟のこのウィスキーのボトルには、SUPER-HEAVILY PEATED(超重厚なピート)とある。とてもスモーキー、煙っぽいということだ。
この銘柄は世界で一番ピーティーな銘柄だ。黒く背の高いボトルが存在感を放つ。

さて、どんな香味だろうか。

美しいシルエットのオクトモア08.1

【評価】
グラスに鼻を近づけそっと息を吸い込む。遺跡を巡る、神秘的な旅。そよ風に麦がなびいている。オレンジを片手に古いビートルで駆け抜ける。
グラスを傾けそっと口に注ぎ込むと・・・。パイプに火をつけて。車に寄りかかって、青い空を眺める。何もない自然の景色。
男、独り、夏の旅。

【Kawasaki Point】
88point

【基本データ】
銘柄:Octomore 08.1 Scottish Barley(オクトモア8.1 スコティッシュ・バーレイ)
地域:Islay(アイラ島)
樽: Bourbon(バーボン)
ボトル:Distillery Bottle(オフィシャル)

2018年の1本目のリリース

8年熟成 ブルイックラディ蒸留所

「08.1」

煙たさを示すフェノール値は167ppm。煙たすぎてあんまり意味のない数値。
オクトモアの持つ記録を、オクトモアが更新していく

アルコール ボリュームもかなりある

ブルイックラディのロゴ

遺跡を巡る、神秘的な旅。

オレンジを片手に古いビートルで駆け抜ける。

男、独り、夏の旅。




Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:BRUICHLADDICH(ブルイックラディ)

レビュー:ロッホインダール2007 5年 キングスバリー 赤いカニが・・・

LOCHINDAAL 2007 5yo Kingsbury(ロッホインダール 2007 5年熟成 キングスバリー)を飲んだ。87点。
ロッホインダールは、一時期、ブルイックラディ蒸留所で作られていた、ピートを効かせたモルトだ(つまり煙り臭い)。同じ蒸留所のポートシャーロットよりもピーティで、オクトモアほどではない。
今回は5年という短い期間での熟成だが、果たしてその香味やいかに。

ロッホインダール2007 5年熟成

【評価】
グラスを傾け、鼻に近づけると感じる、酸味のある細い香り。郷愁がある。砂であり果物である。海での一日。甘くしびれる、赤いカニが逃げていく。
口に含めば、蜃気楼が立つほどじりじり熱い。この甘みはけだるさか、それとも一日海で泳いだ疲れなのか。
まどろむ午後の一杯。

【Kawasaki Point】
87point

【基本データ】
銘柄:LOCHINDAAL 2007 5yo (ロッホインダール 2007 5年熟成)
地域:Islay, アイラ
樽:Oak, オーク
ボトル:Kingsbury, キングスバリー社

ボトルの顔には大きく2007の文字

酸味のある細い香り。郷愁がある。

この甘みはけだるさか、それとも一日海で泳いだ疲れなのか

まどろむ午後の一杯


ブルイックラディ蒸留所はスコッチウィスキーの聖地、アイラ島の海岸沿いに位置している。






Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:BRUICHLADDICH(ブルイックラディ)

レビュー:オクトモア06.1 スコティッシュバーレイ ただし初心者には・・・

OCTOMORE 06.1 SCOTTISH BARLEY(オクトモア 06.1 スコティッシュバーレイ)を飲んだ。85点。
オクトモアは今や「世界でもっとも煙臭い(ピーティな)ウィスキー」として知られている。フェノール値は世界最大で、オクトモアの記録を、新しいオクトモアが塗り替えているという状態だ。
意外にも飲み口は柔らかいのだが・・・、さてはて今回のオクトモアの香味やいかに。

オクトモア06.1
【評価】
グラスから立上るのは、酸味と煙!甘く脳髄を溶かす香り。ああ、血液の中に溶け込むに違いない。くらくらするほどの。
口に含めば、不思議。柑橘の後味。思わずふた口目。ふくよかな煙が膨らみながら、いや、その実、爆発しているのかもしれない、体の中に入り込む。
暖炉の積まれたレンガに手を掛ける、スス臭さの温かみ。すごい煙体験のウィスキー。

※ただし初心者にはお勧めできない

【Kawasaki Point】
85point
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄: OCTOMORE 06.1 SCOTTISH BARLEY(オクトモア 06.1 スコティッシュバーレイ)
地域: Islay, アイラ島
樽: Bourbon, Oak  バーボン、オーク
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル


甘く脳髄を溶かす香り。

スタイリッシュで主張のあるボトル

ふくよかな煙が膨らみながら・・・

すごい煙体験のウィスキー。


Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:BRUICHLADDICH(ブルイックラディ)

レビュー:ブルイックラディ 20年 モリソン&マッカイ 奇跡的なバランス

Bruichladdich 1992 20yo MORRISON & MACKAY Seriese:WORLD WONDERS(モリソン&マッカイのワールド・ワンダーズ  ブルイックラディ 20年熟成)を飲んだ。88点。

ちなみにこのボトルのラベルに描かれたWorld Wonders(世界の七建造物)は、「マウソロス霊廟」で、ペルシャの方で紀元前3百年ごろの建物(古代ローマ時代)。大理石に、豪華な彫刻、美しい建物であった・・という伝説で、今はもう遺跡でその姿を想像するほかない。
いずれにせよ、このウィスキーと、ボトルの画との関連性は・・・・よくわからないが、雰囲気がいいから良しとしよう。

ワールド・ワンダーズ ブルイックラディ20年熟成

【評価】
グラスに鼻を近づければ、甘く香るのに、なんと端正な!麦、ハチミツ、睡蓮の雫、森の中に泉があって、空が開いている。薄い水色の空に夏雲が浮かぶ。小鳥がさえずる。森の香り。森の中で出会うピート。
口に含めば、口の中を程よくけむらせながら、倒木に腰掛け、昔話を聞かせるようにゆったりと、香りが広がる。レモン、赤い木の実、ローストされたハチミツ。
奇跡的なバランスのブルイックラディ。しかし儚い夢のようでもある。

【Kawasaki Point】
88point

【基本データ】
銘柄: Bruichladdich 1992 20yo(ブルイックラディ 1992 20年熟成)
地域:Islay (アイラ)
樽: Bourbon, Oak  バーボン、オーク
ボトル:MORRISON & MACKAY, モリソン&マッカイ

1992年5月20日に仕込んで、2013年3月13に取り出した。

マウソロス霊廟の描かれた神秘的なボトル

倒木に腰掛け、
昔話を聞かせるようにゆったりと、
香りが広がる。

赤い木の実、ローストされたハチミツ

奇跡的なバランスのブルイックラディ。
しかし儚い夢のようでもある




Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:BRUICHLADDICH(ブルイックラディ)

レビュー:ブルイックラディ ウェイヴス 潮風とピート

BRUICHLADDICH WAVES(ブルイックラディ ウェイヴス)を飲んだ。68点。
このウェイヴスは、ブレンダーのジム・マッキュワン氏が、「デザイナーズ・ウィスキー」と名づけ、世に放つシリーズ。ROCKS(ロックス)や、X4+3(エックス4 プラス3)は同じシリーズ。

ブルイックラディ ウェイブス

【評価】
グラスを傾けて顔を近づければ、潮とピートが激しく香るのに、優雅さもある。飛沫のように、潮が飛び散る。岩礁のニュアンス。
口に含めば、滑らかなテクスチャが舌全体を包み込むが、やわらかな潮風がピートを運ぶ。浅さは否めないが、エッジを感じる。
企画ものとしては筋が通った一本。

【Kawasaki Point】
68point
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:BRUICHLADDICH WAVES(ブルイックラディ ウェイヴス)
地域:Islay, アイラ
樽:Oak, オーク
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル


ジム・マッキュワンのサイン

BとLのブルイックラディのロゴマーク

WAVES


滑らかなテクスチャが舌全体を包み込むが、
やわらかな潮風がピートを運ぶ。

のどかなブルイックラディ蒸留所の場所を、地図で確かめてみて。

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レビュー: ブルイックラディ X4+3 意外なウィスキー

BRUICHLADDICH X4+3(ブルイックラディ エックス4 プラス3)を飲んだ。68点。
かなり変わったウィスキーだ。「X4」は、なんと4回蒸留!そして「+3」は3年熟成という意味だ。(蒸留回数についての参考記事はこちら)。ブルイックラディ蒸留所のマスターディスティラリーであるジム・マッキュワン氏が“デザイナーズウィスキー”と名づけて世に問うシリーズのひとつ。

BRUICHLADDICH X4+3
(ブルイックラディ エックス4 プラス3)


【評価】
グラスから立ち上るのは、アンズの香り、蜂蜜漬けの梅。バニラ。煙。甘い香り。
グラスを傾けて唇から少量流し込めば、すっと入ってくるシェリー酒のような、木の酸味、後味が甘ったるくしびれる煙で不快ではない。まろやかだが、アルコールが上がってくる。
3年熟成でこの香味は意外だが、絶妙なバランスの粋なウィスキー。

【Kawasaki Point】
68point
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:BLUICHLADDICH X4+3(ブルイックラディ エックス4 プラス3)
地域:Islay, アイラ
樽:Oak, オーク
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル

アンズの香り、蜂蜜漬けの梅




3年熟成でこの香味は意外だ
実験的なウィスキーを続々リリースしているブルイックラディ蒸留所の位置を地図で確かめてみて。

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Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:BRUICHLADDICH(ブルイックラディ)

レビュー:ブルイックラディ ロックス 実験的なウィスキー

BRUICHLADDICH ROCKS(ブルイックラディ ロックス)を飲んだ。56点。

ブルイックラディ蒸留所は一度は閉鎖していたものの、ジム・マッキュワン氏が「なんとかならないか」と皆に頼まれ、2001年に蘇らせた、いわゆる「復活系蒸留所」だ。このジム・マッキュワンは、天才的なブレンド技術を持つことで知られるスター・ブレンダーだ。世界一のピートを効かせたウィスキー「オクトモア5」(※レビューはこちら)も彼の仕事。また、この蒸留所は昨年、レミーコアントロー社に買収されたが、ジム・マッキュワンが買ったときの値段の5倍で取引された。ジムは引き続き蒸留所にいるが、今年の8月に引退を予定している。

ボウモアでマスターブレンダーをやった後、地元のアイラ島のブルイックラディを復活させ、企業価値を5倍に高め、商業とアートのバランスを取り、引退を決めている男。毒舌でも知られ、自らのウィスキーをべた褒めする、ひとクセあるカッコいい男なのだ。

今回の「ロックス」はそのジムが「デザイナーズ・ウィスキー」と名づけ、世に放つシリーズ。ラベルにはブルイックラディの「18億年前の岩盤を通ってきた水を使用し・・・云々」の説明がある。アイラ島の地層ってなんだか古くて、世界から調査に来るみたい。それが味にどう影響するのかは・・不明。

金色のシールは「ジム・マッキュワン」のサイン

【評価】
グラスから立ち上る香りは、ニューポットかと思うほどの麦の酸味だが、割とまろやか。男性的。
グラスを傾け、口に含めば、まろやかかつ滑らかで、麦が分解されていく不思議な味わい。ミネラリー(鉱物感)。甘み、渋み、これらを支える構造がさりげなく、主張しないので、ひたすらこの麦とミネラルに集中できる。
実験的なウィスキー。(ウィスキーとしての点数は低いが、この実験的な姿勢は評価したい)

【Kawasaki Point】
56point
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:BRUICHLADDICH ROCKS(ブルイックラディ ロックス)
地域:Islay, アイラ
樽:Oak, オーク
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル

ひたすら麦とミネラル

18億年前の岩盤を通ってきた水を使用。ウィスキー界でもっとも古い岩盤だ。・・と書いてある。


ブルイックラディ蒸留所は湾を挟んでボウモアの向かい側にある。地図で確かめてみて。

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Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:BRUICHLADDICH(ブルイックラディ)

レビュー:オクトモア5 (丸くなるな!と諭すウィスキー)

Octomore 5(オクトモア 5年)を飲んだ。85点。
いわずと知れた世界一のフェノール値、つまり最高にピートを焚いている。ピートとかフェノール値について簡単に解説しておく。例えば、アードベッグというウィスキーはとても煙臭いことで有名だが、その煙臭さ、煙たさは「ピート」を焚いているからだ。この「ピート」の値がフェノール値だ。高ければ高いほど、煙たい香りがするはずだ。このアードベックの3倍以上のフェノール値を記録し、現在は世界一煙たいウィスキーがこのオクトモア5だ。
尚、このオクトモア5年には別名が付いていて、「ベルベット手袋の中の鉄拳」という。何とも詩的だ。


【評価】
鼻を近づければ、甘いあんずの香り(予想していた煙たさは前面に出てこない!)。少し離れた位置でのくすぶった焚き火。ボディの豊かさ。オイリー、油絵のニュアンス。砂糖まじりの砂。
口に含むと、意外にも滑らかに入ってくる(これが“ベルベット手袋”だろう)が、その後、火をつける。豊かな香り複数種と、香ばしさのハーモニー。身体の中から、時間差で上がってくるピート(これが“鉄拳”なのだろう)。血液の中で踊るピート。
信じられないほど高いフェノール値でありながら、バランスを取って味あわせるのは素晴らしい。
5年熟成とは思えないほど。
「丸くなるな!ただし、バランスを取ることでその尖りは個性となる」
と言われているかのような、人生を味わうウィスキー。

【Kawasaki Point】
85point

【基本データ】
銘柄:OCTOMORE 5  5yo (オクトモア5 5年熟成)
地域:ISLAY アイラ
樽: Bourbon, バーボン 
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル



オクトモアは「丸くなるな!」と諭すウィスキーだ。


話題の新ボトルを続々リリースしている復活系蒸留所、ブルイックラディを地図で確かめてみて。

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Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: Brand:BRUICHLADDICH(ブルイックラディ)

Kawasaki's Whisky Award 2012 ~2012年もっともオススメのウィスキー~


その年、もっとも輝いたウィスキーに贈られる Kawasaki's Whiskey Award が今年も発表されました。厳選なる審査の結果は下記のとおりです。


最優秀ウィスキー賞
~今年もっとも輝いたウィスキー。陰と陽をバランスし、飲む者の人生に深みを与える~

駒ケ岳 1985 Sherry Cask Strength (Age:27)

駒ケ岳 1985 Sherry Cask Strength (Age:27)


信州はマルス蒸留所の皆様、おめでとうございます。

“繊細な香りは、まるで香水のよう。香りのハーモニーにより、樽出しの60.7度ものアルコールはその強さを感じさせず、このウィスキーを支える必然となる。口に含むと、シェリー樽の木の繊維の一本一本を伝えてくるように、うまみと深みとコクが次々と展開される。思わずウットリするが、決してしつこくならず、次の一杯を「より味わうように」と誘われているかのよう。軽さと深さ、高音と低音、飲みやすさと味わい、相反する要素を見事に統合している。ジャパニーズウィスキーの最高峰に位置する逸品である”

あまりメジャーな銘柄ではありませんが、真摯なウィスキーづくりが審査員の心を揺さぶりました。2012年の最優秀ウィスキーという評価です。



最優秀新人賞
~今年もっとも驚きをもたらした若いウィスキー~

THE COOPERS CHOICE  LAPHROAIG 2005 (AGE:6)

THE COOPERS CHOICE  LAPHROAIG 2005 (AGE:6)


グラスゴーはバーズデンのブライアン・クルックさん、受賞おめでとうございます!

“わずか6年という若いウィスキーであるが、その成熟と骨格は信じられないほど。フレグランスはオイリーでスパイシー、スウィートでさわやか。しかし口に含むと、若いが、若いが、しっかりとしたラフロイグ。この若さでこの骨格を持っていることに驚かされる。まるで何かの宿命を背負って生まれてきた赤子の意志の強い目ような。フィニッシュは、長くデクレシェンドしていく。満足を与えてくれる一本”



最優秀技術賞
~今年もっとも高いウィスキー技術に贈られる。次のウィスキーの発展を予感させる~

THE LADDIE TEN (AGE:10)

THE LADDIE TEN (AGE:10)



アイラ島はブルイックラディ蒸留所のジム・マッキュワンさん、おめでとうございます!

“ノンピートであるが、アイラ島の湧き水を使うことによりピート香を感じさせ、グレープフルーツ、レモン、蜂蜜、本当にわずかなバター、潮、煙。爽やかで飲みやすいウィスキーに仕上がっている。何度飲んでもそのバランス感覚には舌を巻く。ウィスキーには珍しく、食前、食中、食後、いずれの場合にも合う。ボトルデザインも秀逸。日常のドリンクとしてのウィスキーと、フレグランスのアートとしてのウィスキー、その両面をバランスした、魂の主張が感じられる一本”
復活系蒸留所のBRUICHLADDICHの、復活後、最初の一本です。素材はすべてアイラ原産にこだわり、産業としてのウィスキーを発展させようとしているジム・マッキュワン氏の行動力も、審査員に高く評価されました。




最優秀特殊効果賞
~こんなウィスキー、アリ!?と思わずつぶやくウィスキーに贈られる~

OCTMORE シリーズ(特に5)

アイラ島はブルイックラディ蒸留所のジム・マッキュワンさん、またしてもおめでとうございます!

“世界一のピート。これまでの世界一であったアードベックのフェノール値を、3倍以上にして更新するという、ぶっちぎりの世界一を突然成し遂げ、ウサイン・ボルトが如く、自らの世界記録を塗り替え続けている。なぜこんなにピートを効かせても、ウィスキーとして成立するのか。オクトモアの5番目のリリースではサブタイトルが「ベルベット手袋の中の鉄拳」であった。最初は、世界一のピートも、59.5度のアルコールも感じさせない。飲むと穏やか。しかし、飲んだあと徐々に、アルコールが上がってきて、強烈なピート香を感じさせ、虜にさせる。まさに、ベルベット手袋の中の鉄拳。新しいウィスキー体験を作り上げた一本”
復活した蒸留所ですが、挑戦者としての姿勢をとり続けていることが、審査員にも注目されたようです。




特別功労賞
~長年の功労をたたえる賞です~

White Oak あかし (AGE:14)


White Oak あかし (AGE:14)

明石は江井ヶ嶋酒造のみなさん、おめでとうございます!

さまざまな樽の実験を積み重ねておられる江井ヶ嶋酒造のこの「あかし」は、焦がしの香ばしさ、澄んだ麦の香り、マスカットフレーバーが絶妙に調和している。白ワイン樽フィニッシュが心憎い。文句なく美味いが、出会えることの少ないウィスキー。

新作のリリースも待ち遠しいですね。長く続けていただきたいと審査員一同申しております。


以上、Kawasaki's Whiskey Award 2012 でした。
来年も皆様が良いウィスキーに出会えますように。良いお年を。