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Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: 地域:Irish(アイリッシュ)

レビュー:レッドブレスト 15年 手描きの夏の・・・

REDBREAST 15yo(レッドブレスト 15年熟成)を飲んだ。89点。
アイルランドでつくられるアイリッシュウィスキー。レッド・ブレスト(赤い胸)とは、ヨーロッパ・コマドリの意味で、ヨーロッパ全域でポピュラーな鳥のようだ。なぜか分からないが、ウィスキーはそのブランドに野生動物をモチーフに用いることが多い。

さて、このウィスキーの香味はどのようなものだろうか。

レッドブレスト15年熟成

【評価】
グラスを傾け香りをかぐ。夏の午後の太陽とプール。体を乾かして、少し木陰で涼もう。ゆっくりと時が流れるのに、爽やか。甘いレモンスカッシュ。隣はメロンソーダ。
ウィスキーを口に含む。スイカの刺さったグラス。打ち寄せる波が泡になって砂に染み込む。メロンとキャンディ。
ライトだがまとまっている一杯。手描きの夏の絵葉書をもらったかのような。

【Kawasaki Point】
89point

【基本データ】
銘柄:REDBREAST 15yo(レッドブレスト 15年熟成)
地域:Irish, アイリッシュ
樽:Oak, オーク
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル

ゆっくりと時が流れるのに、爽やか

Pure Pot Still Irish Whiskey


REDBREAST 15yo

メローでスムース

3回蒸留、15年熟成

ライトだがまとまっている一杯









Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: 地域:Irish(アイリッシュ)

レビュー:ティーリング シングル・モルト レモンのゼリー

TEELING Single Malt(ティーリング シングル・モルト)を飲んだ。89点。

ウィスキー最古の地といわれるアイルランドから届けられるこのアイリッシュ・ウィスキーは、ちょっと変わっている。

ブランド名ティーリングの由来は、社長のジョン・ティーリング氏から。ハーバードでアイリッシュ・ウィスキーの歴史を研究したティーリング氏は、アイルランドで100年ぶりに新しい蒸溜所を開始した。そのクーリー蒸溜所は、その後ジム・ビームに買収され、ティーリング氏は今回の“ティーリング”立ち上げに至る。

もともとティーリング家はダブリンで蒸溜所を創業した家系だが、他の多くの蒸溜所同様、現在はなくなっている。“ティーリング”は現時点で、蒸溜所を持たないボトラーズブランド(原酒は他の蒸溜所から仕入れ樽の熟成を見極めてリリースしている)だが、「いずれは自前の蒸溜所を」という考えのようだ。

今回のティーリングは、シングル・モルト。ある原酒を5つの樽で熟成させ、再びひとつのボトルに入れたもの。かなり手の込んだ試みだ。(樽はシェリー、ポート、マディラ、ホワイトバーガンディ、それからカベルネ・ソーヴィニヨン)

さて、前置きが長くなったが、肝心のこのウィスキーの香味はどのようなものだろうか?

ティーリング シングル・モルト

【評価】
香りをかぐ。うっそうと生い茂る茂みのなかを歩く。まだ見えない花の香りに誘われて。急に開けて湖が見える。あたりに群生する赤、白、ピンク、紫、黄色の花々。青空が広がり、さわやかな気持ちにさせる。湖面に映る空が風で揺れて見える。
そっと口に液体をふくむ。ランチボックスを開け、ほんのひとくち、レモンのゼリーを口に含む。ライ麦パンのサンドイッチ。ハム、ライム果汁。
まるで新しい気持ちに生まれ変わる不思議な体験。

【Kawasaki Point】
89point

【基本データ】
銘柄:TEELING Single Malt(ティーリング シングル・モルト)
地域:Irish, アイリッシュ
樽:Sherry, Port, Madeira, White Burgundy, Cabernet Sauvignon, シェリー、ポート、マディラ、ホワイトバーガンディ、カベルネ・ソーヴィニヨン
ボトル:TEELING, ティーリング



フェニックスのようにダブリンに復活する予定のティーリング

箱のデザイン。質感に重きが置かれている。

アイリッシュの場合、ウィスキーの綴りは WHISKEY

SPIRIT of DUBLIN

ノンチル、シングル・モルト

赤、白、ピンク、紫、黄色の花々

レモンのゼリーを口に含む。ライ麦パンのサンドイッチ














Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: 地域:Irish(アイリッシュ)

レビュー:ジェムソン 版画のインクと木の香り

JAMESON(ジェムソン)を飲んだ。85点。
ジェムソンはアイルランドで作られるアイリッシュウィスキーだ。

アイリッシュのジェムソン。3年熟成。



【評価】
グラスに鼻を近づければ、ハッカの飴、甘さでコーティングされている。メロンの皮に近い部分。爽やかでしとやか。版画のインクと木の香り。
口に含めば、ハッカの爽やかさを残したまま、落ち着きをもたらす木の香り。飲み口はやさしい。丸太の木のテーブル。体温を上げる熱。
雪深い夜に飲みたいウィスキー。

【Kawasaki Point】
85point
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:JAMESON(ジェムソン)
地域:Irish, アイリッシュ
樽:Oak, オーク
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル






飲み口はやさしい。丸太の木のテーブル。体温を上げる熱。

アイルランドのジェムソン(JAMESON)蒸留所の場所を地図で確かめてみて。

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Yuji Kawasaki そのウィスキーをもう一杯: 地域:Irish(アイリッシュ)

レビュー:ブッシュミルズ SM10年 - 喧騒から逃れる -

BUSHMILLS Singl Malt 10yo(ブッシュミルズ シングルモルト 10年熟成)を飲んだ。88点。
ブッシュミルズ蒸留所は北アイルランドにあるので、いわゆるアイリッシュ・ウィスキーと呼ばれる。
世界最古の蒸留所を自称している、歴史ある蒸留所だ。
3回蒸留でまろやか。ピートは使用せず、煙臭さはない。
(参考:ウィスキーの3回蒸留とは何か。


【評価】
香りはマーガレット。ホースで水をやった夏の朝の花壇。透き通るような樽の香りと歴史の表情。
口に含むと、あたたかさ。燃えるようなコク。すっきりとした甘さに感じるバイオリン三重奏。
後味の清涼感がバランスを与える。
街の喧騒から逃れ、肩の荷を降ろし、ほっと一息つきたくなるウィスキー。

【Kawasaki Point】
88point
※この点数の意味は?

【基本データ】
銘柄:BUSHMILLS 10yo(ブッシュミルズ 10年熟成)
地域:Irish, アイリッシュ
樽:Oak, Bourbon, オーク、バーボン
ボトル:Distillery Bottle, オフィシャルボトル


透き通るような樽の香りと歴史の表情

燃えるようなコク

世界最古の蒸留所を自称している、歴史ある蒸留所だ

街の喧騒から逃れ、ほっと一息つきたくなる

地図を最大までクローズアップすると、蒸留所の屋根に書かれたブッシュミルズの文字が見れるよ。

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